海、そう、それが我々の世界だ
未来に広がる、昔の話。その一幕


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おまけ その頃
おまけ その頃


 その頃。

「も、も、もう少しでポルトガル領内に入ります」

「ハ、ハ、ハ、ハンベが焦るのは初めて、み、み、見るわ」

「はははは、南蛮で騎兵に追われるのは初めての体験です。
それに馬車、このような物を御するのは、そう、は、は、は、初めての体験なのです」

「しゃ、しゃ、喋りすぎると舌をか、噛むぞ。あ、いたっ」

 イスパニア、ポルトガル国境。

 彼女達は、馬車に乗りポルトガル領内に向かって疾走していた。

 その後を追うのは、イスパニア名物の軽装騎兵。

 目前五〇〇ヤードには、ポルトガルの国境が迫っていた。

 国境には、ポルトガル国王・ジョアン四世が配した国境警備騎士達が不安そうに眺め立つ。

 イスパニア騎兵も、ポルトガル国境を侵犯することはないであろう。

 冷静に見て、彼らは助かるに違いない。

 チミッコの家族達はどうなったか?

 安心なされよ。

 国境警備隊の背後で、それを心配そうに眺めるのはアストゥリアス辺境伯婦人イネスと、
その労党の家族たちである。






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